nachancharo’s diary

ADHDかもしれない自分についてや、悩んだり不安になりながらも前向きに幸せに生きていきたいという気持ちを綴っていけたらなと

ADHD 診察

診察室に呼ばれ、初めて先生にお会いした。

普段、一対一で話す時に特に緊張するといったことはないのだが、どう判断されるのかなとか私の行動をどう思われるのだろうとか、悩んでいることがうまく伝わるだろうかという不安感や、今まで悩んでいたこと、うまく出来ず辛かったこと、そのためにたくさん周りに迷惑をかけることになってしまい更に自己嫌悪になっていたこれまでの人生のありとあらゆる感情が織り交ざり感情が昂ぶっていて、先生からの質問に対し終始声が震えてしまっていた。

まず、問診票に書いた内容についての質問をされました。

出勤時、何時に家を出て何時に保育園に着き何時に職場へ着くのかと聞かれ、

8時に出て8時5分に保育園に着いて8時10分に出て8時25分に職場に着き、そこからユニホームに着替え30分の朝礼に間に合わなきゃいけなくて、それではギリギリなのに更に8時に出るスタートが5分程遅くなることも多く道の途中信号に多めに引っかかったり、預ける時に駐車場が空いていなかったりするともう完全に遅刻で、本来だったら7時45分頃には出て余裕を持って出勤したいと心底思っているがなぜか行動に移せずにいて、本気で治したくてでもできなくて、最近は夢の中でも遅刻の夢ばかり見ていてそれで何回か目が覚めてしまうことが多く起きた時点で疲れていることも多いと話しました。

先生は優しく、前もって早く行くのが難しいんだね?と改めて質問され、「そうです。子供の頃からずっとそんな感じです」と話しました。また先生が職歴が今の職場は8年と長いんだね、と話されたので「理解のある職場でどうにか続いているのですが、長くいるため後輩も増えてきているのに自分の行動の示しが付かず気まずくて申し訳なくて。それと提出物であったり期限が必要な仕事が間に合わなかったり遅れてしまうことも多くて」と話すと、先生は優しく頷いて聞いてくれていました。そして、家族で同じような人はいますか?と聞かれたので「母と兄がそうです。みんな時間はギリギリで片付けもできないです。私もできなくて、父は片付け苦手ですが、時間管理は唯一できていました。結婚して、旦那は片付けが得意なのと綺麗好きなので、なるべく私も気をつけるようにしているので私が思う感覚では片付いてるように思います。」と答えると先生はまた優しく頷いていました。

そして、「そういった症状が出る障害がある可能性がある思うんだけど、心理検査などをこれからして行ってからの診断と治療になっていくから、まずはこのチェック票を次回までに付けてきてね。幼少期のこともチェックするところがあるから聞けるようだったらお母さんに聞いてね。あと夜に寝ても遅刻してしまわないかと考えたりして目が覚めて熟睡できないんだよね?」と聞かれ
「はいそうなんです。それでドキドキしてしまうこと多くて」
と答えると
「その不安感が落ち着いてくるお薬を出すから寝る前にに飲んでね。あと次いつ来れるかな、早い方がいいんだけど、仕事の休みとかいつかな?」と聞かれ、4日後の月曜日が休みだったため、予約を取ることに。

その後、お会計を済まし薬局へ行き処方して頂いたのが、スルピリド錠という気持ちを楽にして意欲を高め不安や緊張を取り除く薬と、エチゾラム錠という心と体の調子を良くする薬というものでした。

薬局を出てまだ薬を飲んでいないのに既に心がなんだか軽くなっていました。
朝から行こうと思っていた大好きなカフェへ行き、そこで早速チェック票に記入しました。小さい時の話しを母に聞くのはなんだか今回の受診のことを知らせにくいのもあり、昔の記憶だったり、私が息子を育てるにあたり母が時折あなたはこうだったのよといろいろ話してくれていたということもあり自分でチェックしました。
チェックを終えてからは、これから今までの抱えていたものが今後少しずつ軽減できていけるような期待が膨らみどこか安心した気持ちでした。

その後、就寝する30分ほど前になり今日もらった薬を飲みました。
するとベットに入る頃にはなんだか穏やかな気分になってきました。

実をいうと昨日会社を休みそのことで更に不安定になり今日の受診を決心したので2日連続で休んでおり、休んでおきながら気まずくて仕方にない気持ちも強く、これまでもたまに休んでしまった時の夜は次の日の出勤を考えるとあれこれ考えてしまいとても不安定になっていて余計眠れず寝不足で朝が辛いそしてまた遅れるという悪循環が繰り返されていたのですが、薬を飲んでからはそれがほないのです。休んでしまったことに申し訳ない気持ちはあるのですが、これまでのごちゃごちゃとそしてマイナスなことばかり思い浮かんでいた頭とはまるで違く、本当に穏やかて安定していて、シンプルにさあ寝よう…という感じで、いつも間に合わなかったらどうしようという心配も少なかったです。
ただ、朝起きた時にはまたいつものドキドキが始まるのではないかと不安は少しありました。

翌日はまた次に…

ADHDなのか 初診2

 予約をするにあたりどのクリニックが良いのか口コミを見て決めました。

 基本的に大人の発達障害を診てくださる病院は精神科医の先生のようで、口コミを書かれている方が鬱や不安障害の方が多い中、ADHDの方が口コミを書いているクリニックを見つけ評価も高いため待ち時間は長いとも書いてありましたがHPを見ても感じが良くADHDのことも説明が載っていたのでこのクリニックに決めました。

電話しても実際診てもらえるのは数週間先になるかもなとも思いつつ、受付け開始時間の9時丁度に予約の電話を入れると、11時に受付けをしてくれるそうでその後に看護師による問診や採血尿検査心電図をとり約3時間後くらいに先生の診察になるとのことだったので、即予約を入れました。

予約ができ今日診てもらえると分かると、やっと今までの生き辛さから解放されるスタートラインに立てたような気分になりました。


その後、少し軽くなった心で子供を保育園に預け、間に合うように準備

初めての場所で駐車場からも少し歩くため余裕を持って行こうと思っていたのに結局なんだかんだでギリギリになり、近くまで着くが場所が分からずクリニックに電話をしたのが1059分でそこからすぐでしたが結局受付けできたのは115分でした


 クリニックはとても素敵なホテルと美容室の間のようなフロントで、中の待合室も綺麗で病院臭さがいい感じになかったです。

 まず、受診にあたる簡単な説明と問診票への記入があり、問診票はそんなに書くところはなく、受診の理由や症状はいつからといった内容を簡単に書く欄がありました。理由については子供の頃から遅刻が治らず現在2歳半の子供を保育園に預けて出勤しているが職場に遅刻してしまうことが多い。症状は子供の頃から。といった内容を書きました。


 またその他にエゴグラムというなにかを分析なのか診断する票を受け取り記入して待っていました。そして順番がきて血圧測定採血尿検査心電図を終え、その後先生の診察まで時間があるので外出を申告。1時間半後に戻ってきてくださいとのことでした。


なので、1人ランチして場所を変えてスタバでお茶しながらこれまでこの悩みに関する出来事を振り返っていました。そしたら自然と涙が溢れてきてなんと表現したら良いのか分からない感情が込み上げてきました。振り返った内容は長くなるので今後書いていけたらなと思います。


 あれこれ振り返り泣いていたらあっという間に時間は過ぎ、クリニックに戻ると10分程で診察室に呼ばれました。

ADHDなのか 受診を決心

長年の自分の悩みというか癖というか


それが


遅刻と片付けが非常に苦手


ということ


そして期日や期限を守らなければならない様々な課題をクリアすることが難しい


ということ


本当にこう言った性格というか性質というかこのために計り知れない迷惑を周りにかけてきて自分自身も生き辛さをひっそり抱えていました。


そして、10年くらい前にADHDという発達障害の存在を知り、思い当たるところがたくさんありこれはそういうことなのか?と思う反面、いや自分の怠慢のせいだ、努力と気合いでどうにかなる!気合いが足りないんだ!みんな気合い入れて頑張ってるんだと思うところもあり、結局ずっと自分はADHDっぽい要素もあるけど努力や気合いも人より足りないんだと思って生きていました。


しかしながら、どうもこうもうまくいきません。みんなサラッとできることが非常に困難であることが仕事をしていても家庭でも育児でも出てくる出てくる。


周りの人達は家族を始め関わる人達は私の遅刻癖だったり片付けられないところを分かりつつも一緒にいてくれるのですが、職場に関しては毎日ギリギリや遅刻でやはりお給料を頂いており中堅的な立場なのに後輩達には示しがつかないどころではありません。


そしてそれを考えれば考える程、夢でも遅刻の夢ばかりで寝ても覚めても自分の至らなさにがっかりででもできなくてうまくいかなくての繰り返し…


疲れ果ててしまい、大事な家庭での時間も健やかで元気にいられるのが難しくなってきてもっと子供ともたくさん遊んであげたいのに疲れが先に出てしまい、このままでは仕事も私生活もダメになってしまう。と思い久しぶりにADHDについてを調べ、一度診てもらったら何か変わるかもしれない、もしやっぱりただの怠け者であってもなにか生きやすくなるヒントが得られるかも知れない。という思いで予約をすることにしました。